ぼんやり思う

鉄は熱い内に打てと言うので、書く。

 

今日気になるライターさん2人と最近お世話になってるライターさんがトークすると言うので、遊びに行った。

 

ライターさんそれぞれの記事や文章を今まで読んでたのもあり最初から最後まで楽しく自分の知りたかったことも聞けたのだが、一件気になる話が上がった。

 

あるライターさんが新人ライターさんに質問された。

「連絡先が分からないです どうしたらいいですか」そんなような事を言われ、すぐ調べたら10分もしない内に出て来たと言う。

 

新人ライターさんは調べ方を知らなかったのだとおっしゃっていたのだが最近リンクするような体験をし人ごとではないなと感じた。

 

 

私がコンビニで買い物をしていると母親世代ぐらいの女性に声をかけられた。

コピー機の使い方を知りたい」

 

 

 

コンビニのコピー機は最近タッチパネル式で

尚且つオンラインコピー等多様多種なモードがある為、

使い辛いのも分かると思い見知らぬ女性を

コピー機まで誘導し、承諾した。

 

 

「コピー対処をまず挟みます」

「わからない」

「その後タッチパネルでコピーを選びます」

「わからない」

「お金をここにいれます」

「わからない」

「40円分だせますか?」

「50円しかない 両替してくる」

 

そのようなやりとりをして私はこの方は自販機でも購入したことがないのか、はたまた機械という物を恐れ そして想像でとても難しいものとして捉えてないか?と感じた。

疑問に思い始めふと手元を見たら

スマホを持っていらっしゃる。

 

続けて質問をした。

「今お持ちのスマホでグーグルから調べると使い方がもう少しわかりやすいかもしれません。

見て見ましたか」

と伝えたら

「分からないから聞いてるんだ」と答えた。

 

疑問を抱えたまま自分で本を読む

ネットで調べる 周りに聞くを通り越して見ず知らずの女に聞く情報をそこまで鵜呑みにしてよいのかと思うと少しゾッとしてしまった。

 

その時は調べない大人は多くなってきたんだなとしか感じなかったが、調べる事のハードルが潜在的に高まってるのかもしれないと今日思った。

 

知らないことを知らないままでいるのはむず痒くならないのかなぁって、帰り道アイスを食べながらも思った。

 

ちゃんちゃん

 

私の性分、

人目に触れる場では明るい気分になれる話しかしたくないのだが

書かないとやりきれない気分というややこし性分もありまして、今日は書きたいと思う。

 

 

早速ですが、先日実家に帰りました。

あまりにも唐突な時期に帰りましたが、ズルズルとやり過ごした事があり内心引っかかっていたので実家に戻ったのだ。

 

 

私には小学6年生から弟のように可愛がってた愛犬がいたのだが、昨年の6月末 7月になる前に持病と老化の影響で亡くなり、一周忌がちょうど忙しい時期にあった。

 

 

私はというとあかのみやびにとしてイベントを選び、その一周忌を見送っていたのだ。

 

あんなにも弟のように可愛がってた愛犬に対して一周忌で何もしてあげれなかった自分に日に日に罪悪感と白状さがどんどん濃く、鋭くなっていく感覚で押しつぶされそうになり、ついには実家に行くことを決めたのだ。

 

実家に着いて、前来た時よりも犬がいた家庭独特の匂いが薄くなっていたことを感じて、時間の経過や残酷さを身に染みた。

 

愛犬がいた頃の家具が数点無くなっていて、部屋用の消臭剤も変わっただけだとしても

自分が想像してた以上に私と実家との時間は過ぎていた。

 

私は元々勤めていた職は有給消化というものもなく、年末も1日休みになるのみ

夏休みがなかったので3年実家に帰らなかった時はあったが何も感じなかった。

 

でも愛犬が亡くなった今、色々な物の時のスピードが早く そして目に見えるように褪せていくのを感じるのだ。

歳を重ねて心が敏感になっただけなのか、それともこれが喪失した人の気持ちなのだろうか。

 

 

墓参りの為に母が車で坂を走る。

その姿を見るのは後何回なのだろうと考えながらぼんやり眺めて前来た時と変わらず到着する。

愛犬が生前好きだった乳酸菌の力というお留守番用のお菓子を持って墓地を歩く。

硬いものを食べなくて柔らかいタイプにしてたのに高いからって安い硬いのを購入して、そこはこだわらないのかよと思いながらテクテク歩いた。

 

お墓の前で線香に火をつけ

お鈴を鈴棒でチーンと鳴らし、故人ならぬ故犬を想う。

 

葬いを終え、心に少し余裕ができたからなのか、街が一望できるというのは前から知っていたのにここから見える景色があまりにも綺麗で天国みたいで、ちゃんと天国に行ったんだと思ったらなんだか少し晴れやかな気持ちになった。

少し遅れたけど帰ってよかった。

 

 

 

 

 

明日から東京でまた頑張る。

 

 

とりとめもなくどうでもいい話。

日々に刺激が足りない

 

 

と思うと寄る場所がある。

 

自宅の玄関を出て、左手にずっとまっすぐ歩くとある一軒屋が見える。

 

 

一見して普通の2階建の一軒屋なのだが、

この時代にそして関東という土地にも関わらず365日玄関のドアが堂々と開きっぱなしなのだ。

 

田舎特有のノーガード戦法にしては堂々と漢らしく開いてるのだ。

田舎の土地も開いた口が塞がらない。

それぐらい見事に御開帳してるのだ。

 

人は住んでる事は幾度かドアから入っていく人を見て確認してるので分かるがどうも気になる。

 

通る度に想像する。

 

この赫々たるドアの先を。

 

もしかして人をおびき寄せて、殺戮を楽しんでる一家かを。

 

もしかしたら、フリースペースとして利用されてるスポットなのかを。

メモとペン

文章を書きたいと思い紙とペンを用意していた。

 

 

「あっ見つけた」

 

 

と文房具入れからガサガサ出して来た時には、さっきまで考えてたことが飛んでしまった後だった。

 


忘れた事は重要だった気もする。

 

ものの数分で忘れてしまう事は、

然程大事な事じゃないと

前の職場の上司に言われた言葉が反芻し

暫く懊悩した。

 


うんともすんともしないうちに

ふと、エビングハウス忘却曲線を思い出した。

 


人間は忘れる生き物だから時間とともに記憶が失われる

というものだというそれっぽい心理学だ。

 


記憶に頼るのではなく重要なもの程、

メモや書くことをしなさいと

だいたいの記憶に関する自己啓発本

ビジネス書に書かれてる事ではあるが、

今回ばかりはそのメモをとるまえに忘れてしまったのだ。

 


人間は忘れる生き物なのだと

会ったこともないエビングハウスがイメージの中でしっこい程語りかけてくる。

苛立ちすら覚えそうになったがその前に考えるのをやめた。

 


また思い出したら書けばいい。

紙とペンは持ち歩こう

 

 

 

 

 

と書き、紙とペンを持つ手を止めブログ書き起こした。

 

 

 

 

 

 

 


忘れるって本当になんだろうね。

 

あの日みたいだった。

ちょっと昔に戻る作業をしてる。

 


皆と出会う前の多分フォロワーの中に一人も知らない時期の自分に少し戻ろうとしている。

 


顔を隠したかったから伸ばしていた髪を初めてボブぐらいの長さに切ったあの日より前に。

髪を伸ばす事を諦めたその日より前に。

 

 

 

いつもの美容院で髪を伸ばした後も物足りなくて懐かしい音楽を聴きながら帰った。

 


そのうち、いつのまにかマジシャン御用達のBGM オリーブの首飾りをじっくりきいてしまった。

 


母に初めて教えてほしいと言って、ピアノを習った曲だ。

 

ほかにも母から習った気がするが、

あの時の母はスポ根で未だに商店街や簡素なステージで行われるマジックで

その曲が流れるとビクッとしてしまう。

 

それが聞けた。

 


あの日より前に戻ったみたいだ。

 


これは先日の私の話。

 


今日もあの日に戻ったみたいだった。

 


新しい音源を持って帰り道。

 

i phonの充電が切れた。

 

いつもなら諦めて熟睡がお決まりのプラン。

それをやめてCDを開けて、歌詞カードをただ読んで帰った帰り道。

 

お小遣いが少ない中やりくりして、買ったCDを家まで待てずに開けた帰り道みたいだ。

 


あの日みたいだ。

 


帰宅して東京って歌を聴いたら、上京する前の私がいた。

 

 

あの日みたいだった。

 

無題

もう何年も見てるバンドを見に行った。

初めましての頃より、ライブが年々減って最近は年に二回程。

ポッグカウチナゲットというふざけた名前のバンドのくせに、最初の一音で泣かせにくるんだ。本当にずるいバンドだ。

 


ふざけた名前のくせに毎回グズグズになるほど泣きながら笑ってしまう。

そんなバンドだ。

 


今日もあいも変わらず憎たらしいほど、楽しいライブをしてくれたおかげで夜の吉祥寺を散歩してしまった。

帰りは日を跨ぐし、明日もわたしは繰り返すように5時に起きないといけない。

どうしてくれようか。

普段飲まないお酒を飲んだからか、もう一軒行きたくなった。

見事に行ってしまった。

興奮が冷めないから男梅サワーをちびちび飲みながらブログを更新してしまった。

どうかしてる。

終電に揺られてる ぎゅうぎゅうづめで苦しい。

それでも今日はいい日だった。

帰ったらビール飲んで死んだように寝よう。

 


おやすみなさい。